カテゴリー

このブログに投票いただけるとうれしいです。m(_ _)m

コンビニ、コーヒー市場参入のワケ【3】客単価アップ

出所:プレジデント
http://president.jp/articles/-/10592
2013-09-01

(抜粋)

  • コンビニコーヒーには利用客の購買意欲を促進し、客単価を押し上げる効果もある。
  • 男女を問わずパンやデザートを併せて購入する客が目立つ。とくに朝が好調、おにぎりと併せて購入する客が多い。他のドリンク(水やお茶、ジュース)との併買率も高い。
  • コンビニコーヒーはリピート率が高く、購入されるたびにほかの商品の売り上げもプッシュする。
  • 品揃えが多いのはコンビニの強み。これは100円でコーヒーを販売しているマクドナルドにはないアドバンテージです。価格弾力性があるのも大きい。ほかの商品と組み合わせて◯円引きという設定ができる
  • コンビニの商品点数は約3000。ファストフードやスタバの比ではない。各季節で各社が強化したい商品とコーヒーを組み合わせた値引きやキャンペーンも今後、活発化しそうだ。

コンビニ関連銘柄リストはこちらです。 >>

コンビニ、コーヒー市場参入のワケ【2】新規顧客開拓

出所:プレジデント
http://president.jp/articles/-/10591
2013-09-02

  • コンビニの女性客比率は約40%。化粧品を強化し、ヘルシーな惣菜やサラダを増やし、デザート類の充実を図ってきた地道な企業努力の賜物だが、この流れにさらに弾みをつけたいと、各社はこぞって女性客を意識したコーヒーメニューを打ち出している
  • 女性はブレンドを好まず、スタバもカフェラテで支えられている。女性に支持されるメニューの開拓が必要
  • ベンチマークはタリーズやスターバックス。カフェラテあり、グラニッテや宇治抹茶ラテありと、メニューは専門店と比べても遜色がない。利用客は男女約半々
  • 新規顧客開拓だけでなく、客の囲い込みにも一役買っている。Pontaカードを提示すればコーヒーが30円安くなるローソンでは、購入客の9割近くがPontaカード会員。ミニストップでも、WAONカードを使えばポイントが付き、実質30円引き
  • リピート率(2週間以内の購入)5%の弁当や惣菜、10%のロールケーキに対して、淹れたてコーヒーのリピート率は約40%常習性のあるコーヒーは、カードを持つ動機づけになる。
  • 淹れたてコーヒーはコンビニが推し進めたい顧客の固定化戦略とも抜群に相性がいい。

コンビニ関連銘柄リストはこちらです。 >>

コンビニ、コーヒー市場参入のワケ【1】利益率の高さ

出所:プレジデント
http://president.jp/articles/-/10590
2013-09-02

(抜粋)

  • 弁当・PB商品の強化、酒類やタバコの取り扱い、デザートの拡充など、他業種の機能を付加しては磨き上げ、成長してきたコンビニ各社がいま一斉に強化しているのが、淹れたてのコーヒー
  • 今年1月、セブン-イレブンが最後に参入。販売スタイルや価格、メニュー構成は各社異なるものの、売り上げはどこも絶好調
  • コンビニの商品の平均原価率は70%だが、淹れたてコーヒーはそれよりも原価が低く粗利率が高い。100円台の販売価格で十分な利益が見込める
  • 生鮮食品は、有望なカテゴリーではあるものの、ロス率が高いのが難点
  • 国内に約1000店舗を展開している某大手セルフ式コーヒーチェーンの原価率は18%。コンビニは、豆を商社から仕入れ、焙煎をAGFやUCCといった専門企業に委託しているため原価率はこれより高くなるが、店舗数は桁違いに多い。仕入れ規模を考えると20%台前半か20%を切る数字も不可能ではない
  • セルフ方式「セブンカフェ」のコーヒーの値段は100円。仮に原価率を20%と想定しても、1杯売れば80円の粗利が転がり込む。1日80杯のペースで販売すると、1店あたりの粗利は年間で約230万円。全店(約1万5500店)への導入が実現すれば、淹れたてコーヒー単体での粗利合計は約360億円。
  • ロス率も食品としては例外的に低く、オーダーミスさえなければ廃棄はゼロ
  • 缶コーヒーやチルドコーヒーへの影響も思いのほか出ていない
  • コーヒーは、次の成長モデルをつくるキラーコンテンツでもある。コンビニの売り上げを過去5年で20%以上も押し上げたタバコの勢いは一段落した。総売上高の25~30%を占める主要商材となったタバコも、今後は喫煙人口と比例して売り上げ減が予想される

コンビニ関連銘柄リストはこちらです。 >>

粗利益に厚みある高収益企業 実例・ローソン

出所:ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20130423/ecn1304230712002-n1.htm

(要約)

  • 小売業のわりには売上総利益(粗利益)率が高い
  • その理由は、原価のかからない加盟店からの収入が売上高の約半分を占めていること。加盟店が増えれば増えるほど売上総利益がダイレクトに積み上がるというフランチャイズの仕組みが、高収益体質を作り上げている
  • 利益率の高いPB商品の販売を強化していることも、収益力向上の一因
  • 結果、この不況下で過去最高の営業利益