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ATMビジネス関連銘柄の続き(東南アジア進出)

昨日に続いてセブン銀行(8410)の話題です。
今日の日経に、セブン銀行のインドネシア進出のニュースがでていましたね。

2010年頃から「3年以内にアジアを念頭に海外展開」、「紙幣の質が国によって違うなどの課題があり、海外展開には時間がかかる」とのことでしたが、着々と海外進出の準備が進んでいるようですね。米国では既に展開中です。
(『掘り出し物銘柄』になる潜在力十分。。)

出所:日経
セブン銀、東南アでATM事業 まずインドネシアで
2013/11/10
(抜粋)

  • セブン銀行は来年春にインドネシアで現地企業との合弁会社を設立し、5年で3千台の設置を目指す。日本の金融機関としてアジアで初めてATM事業を展開。旺盛な個人消費と中間層の厚みが増すと見込める他の東南アジア諸国への進出も視野に
  • インドネシアでATMネットワークを持つアルト社と来年4月に合弁会社を設立。資本金1億円、セブン銀が70%、アルト社が30%を出資。9月をメドに事業開始
  • インドネシアには約6万台のATMがあり、年1万台近いペースで増加中。一方で人口100万人あたりの設置台数は約250台と日本の6分の1程度で成長の余地大
  • ジャカルタなど都市部を中心に5年で3千台を設置する計画。2年目で事業の黒字化、5年目で売上高20億円、税引き前利益5億円を目指す
  • 収益源はATMの利用数に応じて銀行からもらう手数料。インドネシアでは、ある銀行が保有するATMを別の銀行のキャッシュカードで使った場合、通常30~50円程度の手数料をATM保有銀行に支払う。この金額はアジア諸国の中で比較的高く、高収益が見込めると判断
  • 海外進出強化の背景には、国内のATM市場が頭打ちとなっている現状。国内設置台数は約18万台に達するが、数は横ばい。同行は昨年に米国のATM事業会社を買収し、今年に入ってさらに別の企業からATM事業を買収、現在約7500台のATMを米国で運営中

ATMビジネス関連銘柄

ATMビジネス関連の主要銘柄「セブン銀行」(8410)が10月次IRデータを昨日発表したので、グラフ化しておきます。

出所:http://www.sevenbank.co.jp/ir/
なお、2Q四半期決算短信と決算補足資料も同日に公表されています(業績修正なし)。

なお、セブン銀行は先日公表された「JPX日経400指数」にも順当に選ばれています。

この銘柄は私のお気に入り銘柄の一つです。ビジネスモデル的に大変有望と思います。セキュリティ関連のITリスク管理が万全である限り長期保有に適格であると思います。(投資は自己判断で!)

【ATM設置台数&総利用件数】
月次IR_セブン銀行_2013-10

ATMビジネス関連銘柄

本日は、ATMビジネス関連の主要銘柄「セブン銀行」(8410)の月次IRデータを、グラフ化してみます。

セブン銀行は、セブンアイHD(3382)の子会社です。(セブンアイHDにおけるセブン銀行の所有比率は45.8%ですが、実質的判断で子会社としています。

セブンアイHDは月次のIR公表はありませんが、セブン銀行はウェブサイトで月次IRデータを公表しています。
出所:http://www.sevenbank.co.jp/ir/

【ATM設置台数&総利用件数】
月次IR_セブン銀行

提携の地方銀行からみれば、24時間稼動のATMを全国に大量に展開できるわけで、とても賢いWin-Winのビジネスモデルです。セブンイレブン利用者や昼間に銀行に行けない人にはもちろん便利ですね。
東日本大震災のときには「移動ATM」が話題になりました。ATM関連のビジネスの成長に期待したいと思います。
(安心できる銘柄なので、NISAにぴったりかも。)