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現場の銀行員・金融庁幹部は、「半沢直樹」を見てどう受けとめたのか?

「半沢直樹」を見て、現場の銀行員・金融庁幹部は、現実と比較してどう受け止めたのか?という記事です。

出所:東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2013092602000138.html
2013年9月26日

(抜粋)

  • 「ドラマでは一貫して出向が人生の汚点として描かれていた。自分が出向したら家族が悲しむかも」
  • 「銀行業以外の業務経験を積むための出向も少なくない」
  • 「部下の手柄は上司のもの、上司の失敗は部下の責任、という上司も確かにいる。が組織全体がそうではない。」
  • (金融庁幹部)「銀行との対決シーンを見たが、かつては厳しい検査もあったが、今は銀行との対話を重視する方向に転換し、時代錯誤」と困惑気味

みなさん、それぞれ違和感があるんですねえ。

家に帰ると上戸彩のような可愛い嫁がいる設定」については、現実との違和感はないのでしょうか。

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TBSにさらに追い風、東京エレクトロン株の含み益↑↑↑

昨日、東京エレクトロンとアプライドマテルアルズの経営統合の件を記事にしましたが、TBS(9401)は何と東京エレクトロンの大株主とのこと。半沢直樹に続いてTBSにまた追い風。

出所:日経
http://www.nikkei.com/markets/features/26.aspx?g=DGXNASFL2506M_25092013000000&df=1
2013-09-25

「畑違いの両社に資本関係があるのは、東エレクが1963年に電子機器商社として発足する際に、TBS(当時)が出資した経緯があるため」だそうです。

さっそくTBSの有価証券報告書を見てみますと;
(株)東京放送ホールディングス:有価証券報告書(H25年3月期)
個別財務諸表、付属明細業、有価証券明細表、投資有価証券「その他有価証券」

銘柄
株式数
(株)
貸借対照表計上額
(百万円)
東京エレクトロン
7,727,383
32,184
三井不動産
3,420,795
9,027
スカパーJSATホールディングス
184,340
8,157
WOWOW
13,977
3,457
mmbi
39,680
1,984
毎日放送
1,567,533
1,957
三井住友フィナンシャルグループ
224,781
848
放送衛星システム    
16,901
845
マイナビ
400,000
480
中国放送
4,628
462
その他(56銘柄)     
3,745,736
4,161
17,345,754
63,566

TBSの連結総資産は、5,596億円(H25年3月末)なので、この時点でTBSの総資産の5.7%は東京エレクトロンの株です。
昨日の東京市場で東京エレクトロンの株価は、一時ストップ高の前日比640円高。
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=8035

昨日1日で、TBSの保有する東京エレクトロンの株の、含み益の増加は、(税金考慮後で)29.7億円。
TBSの前期の連結純利益は、91.7億円なので、昨日1日で前期の1年間の利益の32%、含み益(”その他包括利益”)が増えたことになります。

あくまで「含み」益(未実現利益)なので誤解なく。

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TBSに追い風、監督「半沢直樹、頭取まで描きたい」

出所:MSNマネー
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/130925/ent13092508120000-n2.htm
2013-09-25

(抜粋)

  • 最終回で出向を命じられた半沢の物語は完結していない
  • 続編について、TBS宣伝部は「未定」と話すが、福沢監督は公式サイトで「恩は倍にして返します。責任を持って頭取まで描きたい」と“その後の半沢”を描くことに意欲を示す
  • 池井戸さんの原作には、刊行済みの「ロスジェネの逆襲」と、雑誌連載中の「銀翼のイカロス」という続編があり、TBS側にも続編や映画化を求める視聴者の声が殺到。今後、新作が原作通りに制作される可能性は十分ありそう。

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ロスジェネの逆襲

半沢直樹の続編の前に

昨日の半沢直樹のラストシーン、いろいろ解釈があるようですが、続編につづく、という感じがしますねえ。。

しかし、その前にぜひ、ガッキーの「空飛ぶ広報室」の続編(もしくは映画化)をお願いしたいと思います。
『空飛ぶ広報室」HP
http://www.tbs.co.jp/soratobu-tbs/

(参考)空飛ぶ広報室 続編の可能性についての考察
http://tuusin.blog.so-net.ne.jp/2013-06-25-4
有川浩さんのコメント
『ドラマの空井とリカを見ていると、「もうちょっと自分の筆で書いてあげたい。」と思えるようになりました。短編でもいいので、この2人にちゃんと触れてあげられたらなと思うようになりました。書き終わった作品に対してそう思うことは少ないですが、「もう一回書いてあげたい」 と思わせてくれたのは、やはり綾野さんの空井くんと新垣さんのリカちゃんだったからだと思います。』

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ドコモとTBSが資本提携 スマホ向け映像コンテンツを強化
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1308/29/news119.html

TBSがベンチャーファンド設立 「総合メディア・コンテンツ企業」目指す
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1308/30/news095.html

「BRAVE HEART 海猿」ほか、東宝の有力コンテンツについて

昨晩、映画「BRAVE HEART 海猿」を地上波でやっていたので、配給元の東宝(9602)の有力コンテンツの状況について。

BRAVE HEART 海猿公式HP http://www.umizaru.jp/index.html

東宝にとって痛い宮崎監督引退
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/179234/
出所・東スポWeb
2013-09-05

(抜粋)

  • 宮崎駿監督の引退で配給元の東宝は、また1つ“ドル箱ヒットシリーズ”を失うことになる
  • 織田裕二主演の「踊る大捜査線」シリーズは全4作で興行収入が合計400億円超えを果たして完結。レンタルDVDなどの二次使用を考慮すると、1000億円超えと、まさに“金の成る木”だった。しかしシリーズ最終作は60億円。これだけでもすごいが、ピーク時からすれば3分の1
  • その後、伊藤英明主演の「海猿」シリーズは4作目にして70億円近くの興収を記録。ところが、原作者と映画製作の窓口だったフジテレビとの間でトラブルが起き、続編制作は絶望的とみられる
  • 『風立ちぬ』も100億円近くは稼ぐと見られる。出せば売れるジブリのブランド力。これといった有力コンテンツもまだ育っておらず、かなりの痛手であることは確実
  • 現在の映画界は東宝の独壇場。まだまだ東宝パワーは衰えないが、徐々に有力コンテンツが減っている状況に、他社は食い込むチャンスであるが、このままでは東宝超えは厳しい

(参考)宮崎監督「風立ちぬ」が100億円突破
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/130912/ent13091218130002-n1.htm

海猿、いいシリーズなので続けてほしいところですが・・。

なお東宝は今年1月、子会社で東証1部上場の東宝不動産を完全子会社化しています。創業地の日比谷・有楽町・丸の内あたりで大型物件を保有しているので、(コンテンツの動向だけでなく)不動産関連銘柄としてウォッチが必要ですね。

東宝(9602):Yahoo詳細Yahooチャート