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タイTRUE社のCMが話題に

タイの携帯電話通信会社トゥルー・コーポレーション社が、今月11日にYouTubeにアップした動画が、英大手メディア等に取り上げられ注目を集めています。

【あらすじ】
ある少年が母親のために薬屋から薬を盗もうとしたところ、店主に見つかり怒られるところからスタートする。そこに近くでラーメン店を経営する心優しい店主が割って入り、事情を聞き少年の代わりに薬代を払い、その場を収めた。
その30年後、この店主は仕事中に突然倒れ、意識不明の重体となり病院に搬送された。店主の娘に高額な治療費を突きつけられ、娘は治療費の捻出ため店の売却を考えた。そしてある日、病院のベッド脇で寝ていたところ、治療費が無料になったという書類とともに、1通の手紙が置かれていた。
手紙は30年前に治療費を頂いておりますという内容のもので、30年前に店主が助けた少年で、現在医師として成長していたという形で締めくくられている。
出所:http://thai.news-agency.jp/articles/article/8107

いい話ですね~。。

トゥルー・コーポレーション社(TRUE):タイ携帯電話通信会社3位
http://www3.truecorp.co.th/home?ln=en
http://www.set.or.th/set/companyprofile.do?symbol=TRUE&language=en&country=US
(1位のアドバンスドインフォサービス(ADVANC)はインラック現首相が元の社長ですね)

タイのETF(THD)は日本のネット証券でも買えます。
http://us.ishares.com/product_info/fund/overview/THD.htm

ただし、タイだけでなくASEANほか新興国市場は、5月に米FRBが金融緩和縮小開始を示唆して以来、大きく調整中です。ASEANではインドネシアの状況が特に厳しいですね。ASEANは今は投資するタイミングではないと思います。去年は絶好調でしたけどね。

マレーシア下院選、与党は133議席で過半数確定

出所:日経
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK06001_W3A500C1000000/
2013-05-06

  • 5日投票のマレーシア連邦議会下院(定数222)総選挙の結果は、与党連合・国民戦線は133議席を獲得。野党連合・人民連盟は89議席。与党連合は過半数の議席を確保したが、目標の3分の2(148議席)には届かず、前回選挙(2008年)で獲得した140議席も下回った。
  • 選挙直前の世論調査では与野党の支持率が拮抗し、野党連合が過半数を得る可能性があるとの予測もあった。
  • 獲得議席が前回を割り込んだことを受け、ナジブ首相の求心力が低下する可能性。一方の野党連合は前回を上回る議席を得たが、悲願の政権交代にはほど遠い結果。
  • 投票率は最高の80%前後で過去最高。
  • 選挙の最大の争点は、与党連合による支配継続の是非。同国はおおむね年率5%を上回る経済成長を遂げているが、長年の与党支配を背景に不正や汚職が横行し、国営企業などの運営が非効率になっている。
  • 野党連合はマレー系を優遇する「ブミプトラ(土地の子)政策」に反対する華人系政党と、イスラム教の教義順守を求めるマレー系政党などの寄り合い所帯。汚職の追放では一致するが、具体的な政策の擦り合わせは進んでいない。

 

 

中国外相が東南アジア歴訪 ASEAN結束崩し?

出所:MSN
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130501/chn13050119140006-n1.htm
2013-05-01

  • 中国外相がタイ、インドネシア、シンガポール、ブルネイの東南アジア4カ国の歴訪を開始、1日、最初の訪問国タイのバンコクでインラック首相らと会談。中国外相が就任後初めてとなる単独外訪に東南アジア諸国を選んだのは15年ぶり。今後のASEAN関連会議を念頭に、南シナ海の領有権問題でのASEAN諸国の結束を崩す狙いがうかがえる。
  • 4カ国はカンボジアのような親中国家でもなく、南シナ海の領有権問題で激しく応酬するフィリピンやベトナムといった“けんか”相手国でもない。中立の立場に近く、ASEAN諸国の中で影響力を持っている(ブルネイはASEANの現議長国)という共通点。
  • タイ、インドネシア、シンガポール各国は、対米関係も強化している。

ASEANに日本製観測衛星

出所:Yomiuri Online
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130501-OYT1T00036.htm?from=ylist
2015-05-01

  • 政府は、日本が中核となりASEANの各国と連携して地球観測衛星を運用するネットワークを構築する方針を固めた。
  • 1基しか衛星を持たない国も多くの情報を得られるようになる。日本製の衛星の輸出増につなげるとともに、各国から得た情報を米国と共有し、日本周辺のシーレーンや尖閣諸島の海洋監視能力を強化できる利点もある。
  • ネットワークは日本と日本から衛星を購入した各国で構成。参加国は各国が保有する衛星から得られた情報を共有できるため、画像を高い頻度で撮影可能。収集された情報は地図の作成や海洋、火山、森林などの監視、農地の管理に利用される見通し。

ASEAN、商用ビザ免除へ

出所:日経

http://www.nikkei.com/paper/article/?ng=DGKDZO54559050R00C13A5FF1000

2013-05-01

(要約)

  • ASEAN内部文書によれば、加盟国は2015年末のASEAN経済共同体の発足へ向けて「77%の準備」が終わったという。07年に作られた経済共同体の実現のための作業が順調に進んでいることを示している。
  • 経済共同体の発足に向けた意義深い一歩は、各国首脳がブルネイでの会合でビジネス関係者の域内の移動をもっと円滑にする決断を下したこと。加盟国のビジネス客を対象にビザを免除することで域内移動を自由化する。ASEANの複数国に入国するビジネス客、特にビザを取得するのに数日かかるミャンマーへ行く人にとっては大きな助けとなる。報道では、このビザはまず加盟国の国民向けに導入され、将来的には日中韓向けにも導入される見通し。ビザ導入の狙いはビジネス関係者が加盟各国をまたいで事業をしやすくすること。
  • ビジネス関係者の移動を自由にするために共通ビザを導入することは、経済共同体の柱となる。こうした動きは経済共同体の結成に向けた流れを強める。域内移動の自由化が進むことで、多くの人が疑問を持ち始めていた域内統合という目標を達成することができるかもしれない。