カテゴリー

このブログに投票いただけるとうれしいです。m(_ _)m

米国株(製薬セクター等)

米国株、今年の株高主役は「医療・バイオ」
(出所)日本経済新聞 2011/12/18

ELN (ADS Common) 株価
http://finance.yahoo.com/echarts?s=ELN+Interactive#symbol=eln;range=1y;compare=;indicator=volume;charttype=area;crosshair=on;ohlcvalues=0;logscale=off;source=;

Elan 社サイト
http://www.elan.com/

Elan Turns It Around in 2011 Fool.com記事
http://www.fool.com/investing/high-growth/2011/12/19/elan-turns-it-around-in-2011.aspx

(抜粋)
- 株価が激しく揺れ動いた2011年中でも比較的底堅さを保つのが米国株。
- ダウ工業株30種平均は昨年来2.5%高とプラスを維持し、S&P500種株価指数も3.0%安にとどまる。
- S&P500種採用銘柄の今年の株価騰落率ランキング(12月16日現在)で、上昇率トップは106%高となったエラン。アイルランド系製薬大手で、継続的な事業再編で市場の評価を取り戻している。5月には製剤設計子会社を米アルカミーズに9億ドル強で売却。それを元手に財務体質を改善、神経関連など新事業分野へ集中。景気変動の影響が比較的小さいことと事業再編期待の両面あるのが今の医療・バイオ関連。
- バイオジェン・アイデックも65%高で株高上位。今の株価は過去最高値圏。多発性硬化症治療薬が好調で、7~9月期の純利益は四半期として最高。バークレイズ・キャピタルのアナリストは「新薬開発のパイプラインも安定している」とし、バイオ関連の中でも、最も強気の1つと推奨。
- 今のバイオ関連のPERは市場平均と大差ない。近年、株主からコスト削減や研究開発の使途を見直すよう求められることが増え、安定した収益志向を強めつつある。裏返せば大手の製薬会社と差がなくなってきた。
- インテュイティブ・サージカルは、微細な動きを実現するロボット外科手術システムが好調。7~9月期の売上高は前年同期比30%増、純利益は41%増という高成長を続けている。
- 他の上昇組では、エネルギーパイプライン大手エル・パソの株価が82%高。10月に同業のキンダー・モーガンから買収提案を受けて株価が急伸。その背景には、将来のシェール・ガス需要の拡大へ高い期待。
- 金融株が軒並み3~6割安と落ち込む中で、奮闘が続くのが、クレジットカード大手マスターカード。7~9月期の純利益は38%増と好調を持続。新興国の所得水準の高まりなどを背景に「世界中のほとんどの地域で取引高と決済件数が2ケタの伸び」。
- 株価下落が最も激しいのが太陽光パネル各社。ファースト・ソーラーが76%安、サンテック・パワーが71%安と大苦戦。大きな需要地域だった欧州が債務問題などから太陽光発電への補助金を打ち切る一方で、中国勢から安値攻勢を受けている。米市場の太陽光パネルの価格は過去1年で3~4割下落。オバマ政権が鳴り物入りで支援したソリンドラ社は9月に破綻、厳しい経営環境を象徴した。
- 情報端末大手リサーチ・イン・モーションも株価が4分の1に急落。アップル製などの高機能携帯電話に押され、タブレット端末での巻き返しにも失敗した。
- イーストマン・コダックもデジタル対応の遅れが深刻な痛手となっている。ともにハイテク分野の激しい技術革新の波に乗れず、顧客を大きく失った企業。市場の評価は厳しい。