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「イナゴトレーダー」について

2ch発祥の「イナゴトレーダー」は、とても秀逸な分類だと思います。
日本の上場企業を平均するとパッとしない低成長の企業になる以上、日本株でインデックス運用は無理。したがって日本株では人気株の局地戦しか安定して勝てないのは事実だと思います。
自分は下にある各種イナゴよりもイナゴ色は薄い(?)と思いますが、「需給」を(ファンダメンタルズよりも何よりも)最優先するという意味では、イナゴに違いないと思います。

イナゴトレーダーの分類(出所:2ch)

【高速イナゴ】
電光石火のスピードが持ち味のイナゴ。何か情報が出れば内容も確認せずに飛びつく。他のイナゴが乗りおくれる銘柄にも間に合うメリットがある半面、どうでもいい内容の情報も少なくない為損切りで終わることの方が多い。また、稀に共食いイナゴに進化する。

【下級イナゴ】
情報を分析する能力が備わったイナゴ。しかしその能力は極めて低く「凄そう」という理由で飛びつく。情報分析する時間の分、高速イナゴに比べて乗り遅れることも多く、共食いイナゴのエサになる場合も多い。

【上級イナゴ】
下級イナゴの進化系。情報を精査する能力が格段にアップしており、無駄打ちが少ないのが特徴。あえて他のイナゴ達が荒らした後に入ることも多いが、その分乗り遅れも多く、イナゴ心を忘れてしまったイナゴ

【養分イナゴ】
ATM代わりに存在するイナゴ。完全に終わった銘柄に飛び乗って、皆にお金をばらまいている。自分が損した銘柄の情報提供者への怨恨は凄まじい。煽りイナゴに進化する。

【煽りイナゴ】
養分イナゴの進化系。ただお金をばらまくだけだったのが、執拗な買い煽りを繰り返し、皆を巻き込もうとする特殊能力が備わった迷惑極まりないイナゴ。

【共食いイナゴ】
高速イナゴの進化系。誰よりも早く乗った銘柄を、遅れてきたイナゴに売りつけるイナゴ殺しのイナゴ。昨今このタイプの台頭が凄まじく、高騰銘柄が長続きしない元凶でもある。別名ババ抜きイナゴ。

【殿様イナゴ】
イナゴ界のレジェンド。特定の掲示板などで崇拝されているイナゴで、他のイナゴとは違い、あえて先に特定の銘柄を仕込み、その後銘柄名を叫ぶことによってイナゴ達を飛びつかせる手法を取る。叫んだ銘柄は必ず騰がるので負け知らずの名実ともに最強イナゴである。

就職とは究極の「1点買い」

就職活動をしている若者を見かけると思うこと・・・。

就職とは、ある特定の銘柄に長期1点投資することであって、リスク分散もへったくれもない超リスキーな投資であると思います。
私がもし来年卒業の学生に戻れるなら、今すぐ来年の就職計画を撤回し、人生の投資戦略を練るために2~3年は海外滞在すると思います。

経済小説家の橘玲氏は、個人の持つ資本を「人的資本」と「金融資本」に分類して、『日本の会社に人的資本すべてを預けるのは、ハイリスクな人生設計となる。会社外でも通用する汎用的なスキルを蓄積し、良い評判を獲得する戦略を考えるべし』と唱えています。

また人気投資漫画「インベスターZ」の中には、以下のようなくだりがあります。
『「人生の投資先」である企業のことを世間のイメージでしか知らないまま就活することがいかに危険かを痛感した町田浩子は、株を買うことを決意する! 就活生よ、自己分析なんかに悩む暇があったら、企業分析をせよ! そして、人生最大の投資を成功させよ!!』

「寄付買い、大引売却」と「大引買い、翌日の寄付売却」のどちらが有利か?

ダントツ投資研究所さんの投資戦略のコーナーに、「真夜中は別な顔 – オーバーナイトファクター」という興味深いコラムがあります。

「寄付に買い、大引で売却」と、「大引に買って、翌日の寄付に売却」のどちらが有利か?というものです。

記事が書かれたのが2011年、今から3年ほど前の検証で、驚くべき結果が示されています。

個人的には、米国株・日本株のパフォーマンスが結果を左右するのだろうと思います。
長年、米国株は日本株よりパフォーマンスが高かったので、この検証結果は直観と合うと思います。ただし目先は、日本株のパフォーマンスが改善しているので、現在はこの検証データほど明瞭な結果は出ないのでは?と思ったりします。

(日本株が上げた日の晩に)米国株が下げて、翌朝安く始まると最近はむしろ希望が持てますよね。

銘柄選びは婚活!?

★まあ女性の方が損切りはうまいでしょうね。男はヒキズリますからねえ・・・。

銘柄選びは婚活、決算は給与明細(三井智映子氏)
出所:日経
2014-08-07