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サイバーダイン、次の注力分野は「建設現場用ロボットスーツ」

建設業界では作業従事者の高齢化や人手不足が深刻化しており、建設現場用ロボットは業界の課題を根本的に解決するかも、ということです。期待できますね。(節約志向の強い介護分野よりも、将来性はより大きいのでは?)

サイバーダイン(7779)のチャートはボックスで推移していますね(分割で買いやすくなりましたね)。一方菊池製作所(3444)のチャートは・・・・・厳しい状況ですねえ。

「5年内に一般向けロボットスーツも」 サイバーダイン
出所:日経 2014-10-03

  • CYBERDYNE山海社長は、9月30日に本社で開催した新製品発表会に登壇。建設現場などの作業支援に向けて開発した「作業支援用HAL」の狙いや、今後の新製品開発計画などを語った
  • 作業支援用HALを最初に導入する大林組は、建設現場用ロボットスーツの開発について、CYBERDYNEに「5年前からラブコールを送っていた」。建設業界では、作業従事者の高齢化や人手不足が深刻化。国内の建設業従事者は約447万人で、そのうちの約3分の1が55歳以上。ロボットスーツの導入は建設現場の問題を根本的に解決する手段になる可能性がある
  • 以前からの注力分野である介護・福祉も、作業支援用HALのターゲット。国内の介護従事者は約133万人。高齢者の身体を持ち上げるなどの重労働ゆえに「7~8割が腰痛持ちともいわれる」作業支援用HALは建設現場などをメインターゲットにしながら、「介護・福祉での利用も想定しており、そのためコンパクトな設計にした
  • 「腰」とは別の身体部位を補助するロボットスーツの開発を進めているとも明かした。製品化時期については「我々は“加速している”会社。確定した(製品化)時期に言及することになりかねないのでコメントできない」
  • 発表会後、一般消費者向けロボットスーツの開発構想にも言及。「今後4~5年のうちに、そうした製品が出てくる可能性はある。」

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「ロボット革命実現会議」が始まった

9月11日、総理官邸で第1回ロボット革命実現会議が開催された、とのニュースをメモしておきます。

ロボット革命実現会議
出所:総理官邸HP 2014-09-11

『ロボット活用の可能性は、ものづくりにとどまらず、介護、旅館、農業、防災など幅広い分野に及びます。こうした現場の多くでは、依然として単純・過酷な作業を人手に頼る状況が続いており、人材確保や生産性向上の妨げとなっています。こうした地域経済を牽引する、現場のニーズに合ったロボットの導入は、大きな切り札となることは間違いありません。また、優れたセンサー技術やIT技術が登場する中で、従来のロボット技術を超えて、幅広い分野の技術を統合する形で進めなければ、世界の流れに取り残されるのは明らかであります。』

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貴方の上司には、ヒトよりロボットの方がいいですか?

何だかすごく効率的で、満足度も高いらしいですよ。バラ色のサラリーマン生活だったりして。

幸せに働きたいなら、ロボットに監督してもらえ
出所:財形/slashdot 2014-08-28

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ロボット化の時代に、貴方の職業は消えませんか?

ロボット化の時代には消えて無くなりそうな意外な職業がたくさんあります。興味深いコラムです。
「過去データベースとか法令とかにアクセスして判断する系の職業専門家」は実質的にPCにかなり置き換わっていますよね。最後に残るのは人間系(営業部門とか)だけでしょうか・・・?

ロボットは全ての労働を奪うのか! 20年後に訪れる悲劇が判明!
出所:TOCANA 2014-08-28

  • 無人運転技術によって、長距離トラックの仕事はもう消えたに等しい。
  • 薬剤師の仕事は、米国ではすでに相当程度ロボットが行っている。
  • 医師や弁護士のような職業でさえ、ロボット化の波は避けられない。(弁護士の仕事は、一見ロボットには向かないように見えるが、過去のデータベースをコンピュータで分析することで人手を介さずに仕事の相当部分を済ますことが可能になってきている)
  • 株の売買に取引所は不必要なものになり、Bot(自動プログラム)同士のやりとりになる
  • ロボットの台頭によって労働人口の45%が職を失うと予測

(20年先のことより目先の相場ですね。)「ロボット関連銘柄」はこちらです。>>
(CYBERDYNE(7779)が持ち直してきましたね。)

日本のロボット技術の課題は?

★日本のロボット技術はもともと特許件数で世界一でしたが、海外勢が追い上げ中。日本のロボット技術の課題として、大学の研究から実用化までの間に死の谷があることが指摘されています。

ロボット・日本の実力 工場で介護で使いやすく
出所:日経
2014-08-12

  • 川田工業は専門知識が無い人も組み立て作業を指示できる人型を開発。2009年の発売から150台以上を販売。カメラを改良し、プログラム技術を使わずに作業台の部品などをロボット自身がカメラを頼りに手に取れる。柔らかいシールや透明なものもつかめる。優れたセンサー技術を生かすノウハウが日本にあったからこそ実現。従業員自らが作業のコツをロボットに教え込める。食品工場やサーバーの組み立て工場で活躍中
  • 三菱電機は最先端の触覚センサーを備えた新型を投入。11年の発売以来、電機や機械、食品工場向けに約1万台が売れたロボットの最新型。家電など頻繁に製品が変わる現場で強みを発揮
  • 07年時点での日本のロボット関連の特許出願件数は1719件で世界首位。ただ11年時点では中国は1320件と07年の3倍弱に伸び、韓国も倍増の857件。
  • 海外勢の追い上げをかわすのが、使いやすさの追究。介護分野でも、パナソニックがベッドが変形して電動車椅子になる「ロボティックベッド」を開発
  • グーグルは昨年、人型ロボットを開発する東京大学発ベンチャーのSCHAFTなどを買収。IBMは人の脳の情報処理をまねた半導体技術を開発
  • 日本のロボット技術は00年ごろには世界一だったが、(欧米に)トップの座を明け渡したかもしれない。日本は大学の研究から実用化までの間に死の谷がある。企業はリスクを取りたがらず、利益を見込めない限りロボット事業に参入しない。一方、米国は研究費をつぎ込みやすい軍事産業を抱え、実用水準のロボットを開発しやすい。欧州も惑星探査や原子力発電所事業と連携した技術開発が盛んで、ロボット技術全体の底上げにつながっている
  • 日本は高性能センサーやモーターなど高い精度の部品を作れる。日本の強みを生かすためにも、ロボットを組み立てて安心するのではなく、大学も企業も市場を切り開く姿勢が問われている

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