出所:プレジデント
http://president.jp/articles/-/10591
2013-09-02
- コンビニの女性客比率は約40%。化粧品を強化し、ヘルシーな惣菜やサラダを増やし、デザート類の充実を図ってきた地道な企業努力の賜物だが、この流れにさらに弾みをつけたいと、各社はこぞって女性客を意識したコーヒーメニューを打ち出している
- 女性はブレンドを好まず、スタバもカフェラテで支えられている。女性に支持されるメニューの開拓が必要
- ベンチマークはタリーズやスターバックス。カフェラテあり、グラニッテや宇治抹茶ラテありと、メニューは専門店と比べても遜色がない。利用客は男女約半々
- 新規顧客開拓だけでなく、客の囲い込みにも一役買っている。Pontaカードを提示すればコーヒーが30円安くなるローソンでは、購入客の9割近くがPontaカード会員。ミニストップでも、WAONカードを使えばポイントが付き、実質30円引き
- リピート率(2週間以内の購入)5%の弁当や惣菜、10%のロールケーキに対して、淹れたてコーヒーのリピート率は約40%。常習性のあるコーヒーは、カードを持つ動機づけになる。
- 淹れたてコーヒーはコンビニが推し進めたい顧客の固定化戦略とも抜群に相性がいい。