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「GPIF」と「2014年秋臨時国会」

2014年秋の臨時国会の目玉をそろそろ紹介していこうと思います。まずはGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の改革をめぐる件をメモしておきます。

GPIFリスク資産増には法改正、秋の国会で議論を-塩崎氏
出所:Yahoo Japan!
2014-08-05

  • 自民党の塩崎政調会長代理は5日、GPIFがリスク資産を拡大させるには法改正が不可欠だとの見解を示した
  • 塩崎氏は、GPIFガバナンス改革は厚労省からの独立の意味もあるとした上で、「GPIF改革は内閣官房が音頭を取るべきだ」と述べた。同時に「GPIF改革は株価目的ではない」とした上で、GPIFの収益向上が少子高齢化社会で重要との認識。GPIF改革後は「株式の直接投資も良いのではないか」
  • 公的・準公的資金の運用・リスク管理を見直す政府有識者会議で座長を務めた伊藤政策研究大学院大学教授は討論会で、GPIFの組織統治の本格的改革に向け「複数の専門家による理事会を設置するには法改正が必要」と指摘。「理事会設置で大胆な資産構成の見直しに結び付けていくのが、GPIF改革で残された課題だ」と述べた
  • 伊藤教授は、GPIFのガバナンス改革と資産構成の抜本的な見直しは「車の両輪」と主張。独自の投資戦略で市場平均超えを狙うアクティブ運用や自主運用を大幅に増やすのは「現在のGPIFの体制では無理」と指摘。このため、9月に始まる臨時国会にはGPIF改革法案を提出し、議論してもらう必要がある