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投資に生かすROE(4) 経営者の意識変化をとらえる

出所:日経
2013-08-30

(抜粋)

  • 実際に投資する場合は、(1)安定してROEが高くPBRが低い会社、(2)これまでROEが低くても今後改善する可能性が高い会社を探す
  • ROEが高く、PBRが低い会社のランキングは比較的簡単に入手可能
  • 今後、ROEが改善する会社を探すのは簡単ではない。利益が伸びている会社は成長力が高く、既に注目されて株価が上昇している可能性がある。成長は外部環境の変化に影響を受けるので、よく分析する必要がある
  • より成功確率が高いのは、経営者がROEを意識した経営にシフトした会社を見つけること。経営者が株主資本のバランスをとろうとすることで外部環境に関わりなく成果を上げることができる可能性が高いため。こうした企業は利益成長力があっても目立たない傾向があり、株価が割安なことが多い。
  • 会社が発信するメッセージの変化を注意深く見つける。例えば、決算説明会資料に今までなかったROEが記載されるようになるといった変化の兆し。資本政策も同様。新たな自社株買いの枠の設定、配当性向の目標の引き上げ、より踏み込んだ株主資本配当率(DOE)の目標の設定といった変化がヒントになる
  • 例えばアールシーコアは中期経営計画の中でROEの目標を掲げ、DOEの採用を発表した。ぐるなびは決算説明会資料の中にROEの数値を記載している。三菱重工業も中期計画でROEを目標に掲げるようになった

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