先日、NISAに関する記事で「NISAは売った枠を再利用できない」件を書きましたが;
24日の日経で、「なぜNISAは売った枠を再利用できないのか」を解説している記事が出ていました。
売った枠を再利用できない理由は、「売った枠を再利用できるようにすると、金融機関が販売手数料目当ての乗り換え販売をするし、特別分配金を出すことで売れ行きを高めようとするから」。金融機関のこのような投資家軽視の姿勢を防ぐため、意図的に制度を使いにくくしている、ということです・・・(苦笑)
出所:日経
http://www.nikkei.com/money/column/teiryu.aspx?g=DGXNMSFK20041_20092013000000
2013-09-24
(抜粋)
- NISAには意識的に埋め込まれた欠点がある。購入した金融商品はいつでも売却できるが、その分の非課税枠を使って再投資はできないことだ
- これはNISAをかなり使いづらくしている。英国ではこんな制約はない。NISAがそうされたのは、「再投資が可能な仕組みにすると、金融機関が販売手数料目当ての乗り換え販売をするし、相変わらず分配金を運用益以上に出すことで売れ行きを高めようとするという危機意識から
- だからと言って制度を使いにくくするのはおかしいと言いたくなるが、一方には乗り換え販売が今も続いていることを疑わせる状況がある
- 新規に作られた投信の多くで、販売開始後半年がたつと、純資産が急に急減し始めるケースが多くみられる。半年というのは、「乗り換え販売」批判に対し、購入後半年以内の乗り換え勧誘を自主規制している会社が多いから
- 日本の投信は投資家のためではない。売り手である証券、銀行のためのもの
- 米国の投信のコストが安いのは、突き詰めれば、販売規模が大きいからこそできること。日本もそうなれるかは、NISAが大きく、しかも健全に育つかどうかが重要なカギを握る