昨晩、映画「BRAVE HEART 海猿」を地上波でやっていたので、配給元の東宝（9602）の有力コンテンツの状況について。
BRAVE HEART 海猿公式HP http://www.umizaru.jp/index.html
東宝にとって痛い宮崎監督引退
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/179234/
出所・東スポWeb
2013-09-05
（抜粋）
- 宮崎駿監督の引退で配給元の東宝は、また１つ“ドル箱ヒットシリーズ”を失うことになる
- 織田裕二主演の「踊る大捜査線」シリーズは全４作で興行収入が合計４００億円超えを果たして完結。レンタルＤＶＤなどの二次使用を考慮すると、１０００億円超えと、まさに“金の成る木”だった。しかしシリーズ最終作は６０億円。これだけでもすごいが、ピーク時からすれば３分の１
- その後、伊藤英明主演の「海猿」シリーズは４作目にして７０億円近くの興収を記録。ところが、原作者と映画製作の窓口だったフジテレビとの間でトラブルが起き、続編制作は絶望的とみられる
- 『風立ちぬ』も１００億円近くは稼ぐと見られる。出せば売れるジブリのブランド力。これといった有力コンテンツもまだ育っておらず、かなりの痛手であることは確実
- 現在の映画界は東宝の独壇場。まだまだ東宝パワーは衰えないが、徐々に有力コンテンツが減っている状況に、他社は食い込むチャンスであるが、このままでは東宝超えは厳しい
（参考）宮崎監督「風立ちぬ」が１００億円突破
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/130912/ent13091218130002-n1.htm
海猿、いいシリーズなので続けてほしいところですが・・。
なお東宝は今年1月、子会社で東証1部上場の東宝不動産を完全子会社化しています。創業地の日比谷・有楽町・丸の内あたりで大型物件を保有しているので、（コンテンツの動向だけでなく）不動産関連銘柄としてウォッチが必要ですね。
