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投資に生かすROE(2)

出所:日経
http://www.nikkei.com/article/DGKDZO59016230Y3A820C1ENB000/
2013-08-28

  • 自己資本利益率(ROE)を投資に生かす上で知っておくべきことは「高ROE=高PBR(株価純資産倍率)」であること
  • よくPBRが1倍以下の会社は「株価が解散価値を下回っているので割安である」といわれるが、この考え方はその会社の過半数の株式を時価で取得し、全資産を簿価以上で売却するという場合だけに成立する
  • 一方、解散を前提とせず、ROEが6.7%以下の場合、PBRが1倍割れでも割安とはいえない。これは「PBR=ROE×PER(株価収益率)」という方程式があるからです。
  • 現在、世界の株式市場の平均PERは15倍前後に収斂している。ROEが3%ならROE3%×PER15倍=PBR0.5倍弱の評価が妥当
  • 逆にROE20%の会社のPBRが1倍であれば割安です。成長率が市場平均並みならROE20%×PER15倍=PBR3倍程度が適正と考えられる。
  • コンビニエンス各社のROEとPBRを比べてみると、ROEが高く改善する目標を持つローソンのPBRが最も高い水準にあり、ROEが低い中堅はPBR1倍を割っている。
  • 先進国の主要企業のROEが15~20%であるのに対し日本は0~5%で、PBRも1倍前後と世界で最も低い評価。日本企業のROEは改善傾向にあり、この傾向が続けば、日本株はPBRの上昇が期待できることになる

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