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「リキャップCB」発行相次ぐ

アデランス(8170)とエディオン(2730)のリキャップCB発行関連のニュースをメモしておきます。

リキャップCBは、新株予約権付社債の発行と自社株買いを組み合わせなので、「転換社債がすべて株式に転換されてしまえば、(投資部分を除いて)バランスシートはもとに戻る」という意見があるのですが、『転換価格は通常今の株価よりも高く設定されるので、リキャップCBの発行前に比べると発行済株数は減ることになり、一株あたり利益は高まる。』のがポイントかと思います。

ただし、リキャップCBの発行がすぐに目先の買い材料とはならなくなっているような感じですね。
関連銘柄の中で私がよくトレードするのは、業績好調のカシオ(6952)です。

「リキャップCB」相次ぐ アデランス、100億円調達
出所:日経 2014-09-17

  • 新株予約権付社債の発行と自社株買いを組み合わせた「リキャップCB」が相次いでいる。調達した資金を投資だけでなく、自己資本の圧縮にも回すことでROEが向上し、株価上昇につながる可能性もあるとして発行が増えている。
  • アデランスは17日、CBの発行と自社株の取得を発表した。100億円を調達、うち52億円を米かつら大手ヘアクラブの買収にかかった長期借入金の返済に充てる。国内のかつら事業向け設備資金にも振り向けるが、残り30億円は自社株の取得用
  • CBは5年物のゼロクーポン債で10月7日に発行する。1株利益の希薄化を抑えるため、株価が一定期間、転換価格を3割上回らないと転換できない条項を盛り込んだ。自社株取得の上限は210万株で発行済み株式総数(自己株式を除く)の5.69%。
  • 同社株式の約28%を保有する筆頭株主、米投資ファンドのスティール・パートナーズが、立会外取引により保有するアデランス株の売却に応じる可能性も
  • 家電量販大手のエディオンも同日、ユーロ円建てCBを発行し約150億円を調達すると発表した。払込日はロンドン時間の10月3日で償還期限は2021年10月。表面利率が付かないゼロクーポン債

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