リニアが通る地域とそれ以外の地域との「時間距離」のゆがみを指摘する記事をメモしておきます。人口が減少する長期スパンで見れば想定外のリスクがあるのかも。
リニア新幹線 「国のかたち」どう変わる
出所:西日本新聞
2014-08-16
- リニアが結ぶ地域は世界最大の「超巨大都市圏」になると国交省はいう。だが、それ以外の地域を時間距離で比べた場合の「ゆがみ」はあまりに大きい。経済集積の違いも現在の東京一極集中とは比較にならないほど際立つだろう。今後の人口減と併せて考えれば、地域間格差が今以上に拡大する懸念は拭えない。
- 全事業費をJR東海が負担する完全な民間事業であるため、国会のチェックも効きにくい。バランスの取れた国土政策という視点も踏まえて、政府には入念な再点検を求めたい