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日本の税制はどう変わるべきか

日本の複雑な税制はどう変わるべきか、という税制のグランドデザインに関するコラムをメモしておきます。

★キャピタルゲイン課税(所得税の中の分離課税)と法人税の実効税率の議論は別物ですね。国土も産業も人口も小さいシンガポールと比較するよりは、財政がより複雑な欧米先進国との比較がわかりやすいと思います。

金融国家シンガポールに惹かれる日本人
出所:Blogos
2014-08-07
(抜粋)

  • シンガポールに移住する日本人富裕層は相変わらず多い。魅力はキャピタルゲイン課税がゼロで所得税も最大20%。
  • シンガポールは国土が東京23区程度で人口は540万人。魅力的な税制で金融大国となり富裕者層を増やす戦略をとる。ヨーロッパではルクセンブルク
  • 低い法人税で国内空洞化を防げるかどうかは別問題。製造業者の製造拠点の選択はもはや消費者や顧客の都合が主導
  • 日本が何のために法人税を引き下げるのか、この目的論が不明瞭。消費税を上げ、相続税を上げ、その引き換えに法人税を下げるという話をしているのか、それとも他国と比較して高すぎる法人税を改善して魅力的な投資環境を備えた国家としたいのか
  • もしも外国企業や富裕層を取り込みたいなら株式や不動産を通じたキャピタルゲイン課税を大幅に減じればよい。例えば不動産の譲渡利益に対する課税を減らせば外国からの不動産投資は圧倒的に増えます。ですが外国人が所有する不動産が増えることに国家として喜ばしいことか