カジノ業界の地域特性がよくわかる記事をメモしておきます。
なぜ米カジノ大手はアジア進出に熱心なのか 過当競争に陥るアメリカのカジノ
出所：東洋経済
2014-07-30
- 米国のカジノ市場は供給過多、過当競争。米国では合計930のカジノが稼働
- 米国では2000年以降、カジノ施設が急増し、過当競争が顕著。「EBITDA／施設構築投資額」をみると、2000年前に開業した施設群は、ラスベガスでは約15％、リージョナルでは約30％だったが、2000年以降開業の施設群は、ラスベガスでは約２％、リージョナルでは約12％
- アジアでは、施設量コントロールの結果、マカオのコンセッション保有６社計の営業利益は約6000億円、シンガポール２施設計（２社計）の営業利益は約2000億円（2013年実績推定）と、継続的に巨大な利益を創出
- グローバル事業者のうち、株式を上場するLVS、MGM、WYNNの時価総額、営業利益の規模は、他の米国のカジノ事業者を圧倒。LVSはマカオ、シンガポールの両方に子会社を保有、MGM、WYNNはマカオに子会社を保有。３社とも企業価値、営業利益の大半をマカオ、シンガポールに依存
