出所:日経
http://www.nikkei.com/article/DGKDZO58973280X20C13A8ENB000/
2013-08-27
(抜粋)
- ROE(自己資本利益率)とは、純利益を純資産(総資産から負債を引いた数値)で割った数字である。株主から預かっている資本を使ってどれだけ利益を上げているかの指標であり、経営の効率性を表す。
- ROEは長期投資家、割安株に投資をするバリュー投資家にとっては、最も重要な指標の一つ
- 投資家が注目するのは四半期決算や月次売上高などの短期的な数値よりも、長期的なROEの水準とトレンド。国際競争力、ガバナンスなどの非財務情報が成果に結びついているかを確認するため。
- 生命保険協会の調査によると、投資家が「中期計画での公表を望む経営指標」としてROEは92%。企業が重視する売上高や利益とは、まだ認識にギャップがある
- ROEは自己資本利益率と呼ばれることが多いが、株主資本利益率と呼ぶ考え方もある。ROEを経営者がどのように考えているかによって、ガバナンスの姿勢がわかる。